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リコンファームが必要な場合、忘れた場合。


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リコンファーム(Reconfirmation)は、「予約した便には必ず乗ります」という意思表示を航空会社に伝える、搭乗予約の再確認のことです。

予約したにもかかわらず搭乗がなされなければ、航空会社にとっては打撃ですので、キャンセル数を把握するための航空会社の措置、という意味合いがあります。

ちなみに、リコンファームは、フィックス・チケットに対して行われるものですので、オープン・チケットの場合は、リコンファーム以前に、先に予約を入れる必要があります。


出発の「72時間前」までに、航空会社のオフィスに電話をするか、直接オフィスに出向いて、すませます(なおツアーの場合は、必要な場合は、基本的に添乗員がまとめて代行してやってくれるはずです)。

「72時間前」と言っても、現地のオフィスが、休日や営業時間外のタイミングで出向いてしまって、行ってみたら開いていなかった…というトラブルは、よく聞く話です。 現地オフィスに出向く場合には、営業時間を確認してからにしましょう。


”I'd like to reconfirm my flight.”とか”Reconfirm,please.”と前置きしてから、搭乗便・搭乗日時・搭乗者名・搭乗区間・連絡先を告げて、OKをもらって、リコンファームは完了です。

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以前にはリコンファームを忘れた場合には、帰国便がキャンセルになることが多かったのですが、近年はリコンファームによるキャンセルをめぐってのトラブルが多いこともあって、リコンファームをしなかったとしても、ただちに帰国便のキャンセルがされるようなことは、ずいぶんと少なくなっているようです。

また、リコンファーム制度そのものを廃止する航空会社も増えてきました。日本に乗り入れている航空会社などは、すでにほとんどが「リコンファーム不要」になっています。


なおヨーロッパやアジアの航空会社などでは、特定の路線便のみ、リコンファームが要求される場合もあります。

ですので、自分の乗る飛行機の航空会社・搭乗便が、リコンファームを必要とするかどうかについて、まずは事前確認をしておきましょう。

もしリコンファームをし忘れて、72時間以内に連絡ができなかったとしても、気がついた時点からできるだけ早く、航空会社のオフィスに、電話連絡をとりましょう。


リコンファームが必要なフライトで、もしキャンセルされてしまっていた場合には、忘れていた自分に落ち度があるとはいえ、それを胸の奥深くにしまって(笑)、「正規の料金を払っているのだから、席を確保して下さい」と、とりあえず交渉してみましょう。

空席があれば、交渉次第では、何とかしてくれると思います。

空席が無い場合でも大いに粘ってみるべきですが、その場合の結果は、本当に交渉次第になってしまいますね。

いつどんなときでも、言われるままホイホイと通していたら、そもそもリコンファーム制度の意味そのものが、なくなってしまいますので(笑)…。


したがって、リコンファームが気になる場合や電話でやりとりするのが嫌な場合などは、到着時に先に航空会社のカウンターに立ち寄って、先に済ませてしまうようにしましょう。


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